Appearance
論理削除処理について
PAPERでの書類削除は、 論理削除処理 を行っています。
※物理削除処理は行いません。
ℹ️ 補足
論理削除処理と物理削除処理は、データの削除方法における2つの主要な方法です。
PAPERでは論理削除処理を採用しているため、物理削除処理との違いなどについて説明します。
論理削除処理とは
論理削除処理は、データを実際には削除せずに、 削除済み としてマークする処理です。
つまり、PAPERにはデータが残っている状態で削除しているかのような振る舞いをします。
物理削除処理とは
物理削除処理は、データを 完全に消去する 処理です。
完全に消去するため、復元したり削除履歴を保持することは出来ませんが、仮に残ってはいけないデータだとした場合セキュリティ上有効な手段となります。
論理削除処理のメリット
ここからは、論理削除処理について詳しく説明していきます。
論理削除処理には以下のメリットがあります。
- 誤って削除してしまったデータを復元出来る。
- 削除した書類のダウンロード で説明します。
- 削除履歴を保持出来る。
削除した書類のダウンロード
PAPERの削除処理は論理削除処理のため、必要に応じてダウンロード出来ます。
取引詳細画面にて削除した書類項目の履歴ボタンを押下すると、下記の書類操作の履歴を表示します。

すでに削除した書類のプレビューが表示されます。
右上の矢印にあるボタンを押下すると ダウンロード という選択肢があります。
ダウンロードした書類は、アップロード時と同じファイル形式で保存され、金額や解像度、階調、電子帳簿保存法の区分などは表示されません。

このように、PAPERへアップロードした書類を削除した場合でも、ダウンロードして復元することが出来ます。
これは、PAPERが論理削除処理で削除しているためです。
詳しい操作手順は 書類の削除 で説明します。
論理削除処理と物理削除処理の違い
論理削除処理と物理削除処理の違いを比較しています。
| 項目 | 論理削除処理 | 物理削除処理 |
|---|---|---|
| データの消去 | 消去せず非表示にする | 完全消去 |
| 復元 | 可能 | 不可能 |
| 削除履歴 | 保持する | 保持しない |
PAPERで扱う書類は、「復元出来る」、「他のサービスへの移行が可能」、「削除履歴も含めた履歴を確認出来る」を満たすために論理削除処理を採用しています。
アップロード済みの書類で訂正が必要な場合
PAPERですでにアップロード済みの書類は、訂正することが出来ません。
よって、訂正済みの書類を上書きアップロードすることで対応します。
💡 コツ
書類の上書きアップロードでも論理削除処理を行っているため、上書きした過去バージョンの書類を確認することが出来ます。
詳しくは、 書類の上書きアップロード で説明します。
